昔の記憶、手が覚えている
写真は本施設の利用者様が作ってくださったアクリルたわしです。
これが本当によく落ちるのです。施設内の洗い物は、このたわしが大活躍。
アクリルの毛糸の厚みが手になじみ、優しい手触りのたわし。
作って下さった方の優しさを感じられます。
日中施設内を手持無沙汰なご様子で過ごされていた利用者様。
昔編み物をしていたとお話しされていたのを思い出し、編み物を教えてほしいと
毛糸と編み棒を持っていくと、「懐かしい、本当に懐かしい」と
笑顔になり、施設用にとアクリルたわしをたくさん作ってくださいました。
やっぱり手が覚えているんですね。
今は毎日楽しそうに編み物を続けられています。
また、周りのご利用者様からも「何を編んでいるの?」と会話が広がっている様子です。
その様子を見て、スタッフもうれしくなります。(^^